漆喰(しっくい)は、瓦と瓦を固定するために使用され、さらに瓦内部に雨水が侵入するのを防ぐ役割があります。消石灰を主原料とし糊、わらなどのくずを混ぜた自然素材です。
瓦自体は30年以上長く持ちしますが、固定している漆喰はそこまで長持ちしません。
地震や台風などで劣化が進み漆喰にヒビ割れなどが発生し、その隙間から雨水が侵入し内部にダメージを与えたりします。定期的に点検して被害が発生する前にメンテナンスを行いましょう。
漆喰工事の種類
漆喰詰め直し工事
漆喰のヒビ割れや欠けなを補修します。瓦のずれなどのない比較的軽微な症状のとき行う工事です。
棟瓦積み直し工事
屋根の面と面が合わさる頂上部分にある瓦です。ここを棟瓦を積んで雨水の浸入を防ぐ役割があります。また、棟瓦を高く積むことで見栄えを良くする役割もあります。
この棟瓦を固定している漆喰などが経年劣化してくると、瓦がずれたり崩れたりしてきます。この状態を放置すると瓦が落下したり、雨漏りの原因になったりするので積み直し工事を行います。
棟瓦積み直し工事の詳細はこちら
漆喰工事の費用
工事名 | 価格 |
---|---|
漆喰詰め直し | 2,500円/m~(税別) |
棟瓦積み直し | 12,000円/m~(税別) |
※価格は目安です。詳細な価格は現地調査(無料)を行い見積もりいたします。
漆喰詰め直し工事の流れ
前橋市富田町で施工した漆喰詰め直し工事台風で破損した棟板金の交換工事
工事前
古くなった漆喰を取り除きます。
漆喰詰め直し
新しい漆喰を詰めて行きます。
工事後
漆喰詰め直し完了です。定期的に点検を行い、傷みは早めに対処することで補修費用も工期も抑えることができます。

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